くるっくー。 ぱら、ぱら、ぱら。 木漏れ日の落ちるとある公園。 ぽかぽかあたたかな陽気の中、ベンチにゆったりと腰掛けた青年はその手の食パンをちぎり、撒く。 細切れにされたパンくずを求めて集まってくるのは、白い羽に覆われた鳩たち。 地べたに落ちたパンくずをつついては食道に通し、『次』を求める。 くるっく、くるっくー。 ぱら、ぱら。 そんな健気な視線を感じたか、青年は再び食パンの端をちぎって、鳩たちが食べやすい大きさに粉砕する。 無数に分かれたパンくずをばら撒き、鳩たちは一斉に食い付く。 そんなのどかな光景に、青年は口元をゆるめる。 整った顔立ち。 茶色と黒のツンツン頭は整えられておらず、しかしまるであつらえたように彼を魅せる。 細められた双眸は漆黒。 鼻にかけられたメガネは、鳩たちを見下ろしているにもかかわらず、落下の気配はない。 「んぅ〜……」 服は上下同じ茶と黄土色のスーツを着崩し、ジャケットの前ボタンは完全に開けており、白いワイシャツも裾がパンツから完全に飛び出している。 だらしがない、なんて言葉を通り越して、まるでそれが彼の服の着方なのだとでも言わんばかりに似合って――否、彼の雰囲気にマッチしていた。 肺の空気を吐き出し、大きく身体を伸ばす。 凝り固まった筋肉が軋みを上げ、 頭上に伸ばされた手には半分ほどがなくなった食パン。今しがたまで鳩に与えていたパンそのものだ。 くるっく、くるっくー。 くるっくー。 餌を求めて、鳩たちが鳴く。 自身を見上げる無数の視線に、青年は苦笑した。 「お前らはいいなぁ……そうやって見上げてるだけで、こうやって、食い物にありつけるんだからさあ」 周囲に人の姿はない。 どこからか聞こえる小鳥の鳴き声に、葉と葉の間からこぼれる木漏れ日。 清浄な空気に包まれ、能天気な鳩たちに囲まれて。 「食いすぎるなよ?」 お前らバカなんだから、と。 青年はかんらかんらと笑い、パンをちぎる。 …… 平和は好きだ。 いつまででもこうやって、まったりと時を過ごせる。 恐怖の呼び出しもないし、怒ると怖くてこわい上司も、他人に縛られることもない。 それはまさに至福のひととき。 彼にとってそこは、何物にも代えがたいいわゆる1つの 『…………むー』 そんないい気分に浸っている今このとき、彼の耳に入って来たのはうなり声だった。 トーンが高く、軽くノイズのかかったその声は、彼の腰から発された。 「なんだよ、辛気臭い声なんか出してさ」 『……別に』 不機嫌そうに、『声』は答える。 きちんとアイロンのかかったパンツには不釣合いな銀のチェーンの付け根、腰に通された黒いベルトにくくりつけられた、1つのキーホルダー。 そのトップに付けられた緑色の石は、 『いつまでこんなところにいるかな、と思っただけです』 やはり不機嫌そうに、つぶやくように、答えを返した。 「いいじゃんか。ここ、俺だけのヒミツの場所よ? 俺しか知らないんだから、いつまででもいたっていいだろ?」 『いつまででも、にも限度があります! もう何時間いると思ってるんですか!?』 「む……」 考えてみれば、どれだけここに座っていただろうか。 朝、起き抜けにパンを手に、寝ぼけ眼で着替えまでしつつこの場所へやってきて、そのままベンチに座った。 ――ところまでは覚えている。 集まってきた鳩たちにちょこちょことパンを与えながら、気が付けば。 「………………………………1時間くら」 『6時間です』 すでに昼食時を回っていた。 青年の言葉に間髪入れずに、『声』は正確な時間を口にする。 世の社会人たちは仕事に精を出し、子供たちが学業に励んでいるはずの時間帯。 仕事をしたら負けかな、などと言っている某自宅警備員を彷彿させるほどの暇の持て余しぶりに、『声』もあきれ果てていたわけだ。 風が吹く。 鳩がそれを感じ、一斉に飛び立つ。 ゆらりゆらゆら流れる雲を見上げ、ゆっくり大きく空気を吸い込む。 「ふう……」 吐き出される空気と共に、青年の身体は再びベンチへと沈む。 せっかく立ち上がったと安堵した『声』の気持ちなど露知らず、青年はこともあろうにベンチに横になったりした。 こんなに気持ちのいい陽気なのに、やれ仕事してるヤツの気が知れん。 そんなことを思いながら、一口分しか残っていない食パンを頬張る。 特に味があるわけでもなく、焼いたりしてあるわけでもなく、感じたのはぱさぱさとしたパン独特の舌触り。 たった一口の味気ない食事に舌鼓を打ち、目を閉じる。 『仕事は、いいんですか?』 「あー、そんなもんほっとけほっとけ。俺が行かなくたってなんとでもなるって」 実際、彼の今の居場所はさほど大変というわけでもない。 大変じゃないのかと聞かれれば、胸を張ってうなずけるほどに、仕事そのものが少ないのだ。 それで毎月、男が1人暮らしていけるくらいに稼いでいられる。 ……え、もしかして俺って勝ち組? 『いーえ。それは単に貴方にやる気がないだけですよ……マイ・マスター』 「違う。やる必要を感じないだけ。やんなきゃいけないことはちゃーんとやってるだろ、アストライア?」 青年の言葉は、自信というよりは欲望に満ちている。 楽をしたい、無駄なことはしたくない。できるなら、ずっとこうして平和でいたい。 必要のないことまで押し付けられてたまるか。 アストライアと呼ばれた『声』の主は、そんな彼の言葉に、まるでいつものことであるかのようにお決まりの一言を紡ぐ。 『…………好きにしてください』 突きつけられたその一言を聞き流し、青年は額に乗せていた右手を頭上に掲げる。 開かれた手は木漏れ日を遮り、影を落す。 その手の上に乗っかった白い鳩がしきりに首を動かし、さらに手にこびり付いたパンくずをついばむ。 食い意地の張ったヤツだ、などと笑ったら。 『くるっくー!!!!』 「のわああっ!?」 鳩の軍団による単体強襲。 残りのパンを食べられたことに対して怒っているのか、それとも食い意地の張った同胞に腹を立てているのか。 ……すべて、否。 答えは単純。 「パンはもうないっつの!!」 鳩たちはただ、残りのパンを求めて群がっただけなのだ。 青年――― は今、つかの間の平和を満喫していたのだが。 『マスター、そろそろ時間ですよ』 「だーっ、うっとおしいなぁもー!! …………って、あー、もうそんな時間かよ」 ……行きたくないなあ。 ● 時が止まることはない。 過ぎた時が戻ることもない。 ヒマ中のヒマである彼を、彼女たちが見逃さないはずがない。 頼りになる先輩として。また、共に戦った戦友として。そしてなにより、大切な友人として。 是非とも、自分の作る部隊に……引き入れたい。 「もしわたしが自分の部隊、持つことになったら……協力してくれないかな?」 かつて口にしたこの言葉が、ようやく実現しようとしている。 災害救助、犯罪対策、ロストロギアの対策。 それらをひっくるめてもなお、ミッドチルダの地上部隊は事件が発生してから行動に移るのが果てしなく遅い。 かつて起こった空港火災の一件で身に染みた『 エキスパートを集めた、少数精鋭部隊。 ロストロギアの捜査・保守管理を主な仕事とする、本局遺失物管理部・機動六課。 1年間という限定的な期間ではあるものの、能力の高いメンバーを揃えられて。とにもかくにも理想的な部隊になりそうだ。 トップであるはやての思い描く、最高の部隊に。 「……はあっ!?」 もっとも、それを乱す人も中にはいたりするわけだが。 「俺が、たいちょお!?」 もともと、航空武装隊所属の一般局員。 ただ戦闘能力の高さを買われて引き入れられたこの立場は、ある意味最高の居場所であった。 楽しいし、生活にも困らないし、何より楽々この上ない。そんな立場をほっぽってまで、死ぬほど忙しそうな名前の部隊に出向なんて、まったくもって誰が喜んで引き受けるというのだろう。 しかも、 「か、勘弁してくれ……ガラじゃないの、わかってるだろ?」 「別にええやんか。どーせずっとヒマしてんねやろ?」 ただの一般局員から一躍、付きかけている肩書きは『分隊長』。 ちょいとばかり戦闘能力が高いからか。ちょっとばかり多くいろんな経験を積んできたからか。それとも、ちょこっとばかり『彼女たち』と仲が良かったからか。 「……やったやん。一躍昇進、給料アップ……今までよりリッチな生活できるで」 「そ、そんなのいらんねんて……俺は楽なんがええんやって」 管理局の本質と、立場をこれでもかと利用しつくした、まさに計算ずく。 悪いわけじゃない。ただ、一緒に仕事がしたかっただけ。 いつかのあのときのように。 かつて、共に進んだあのときのように。 『ムダですよ、マスター。上からの命令は絶対です』 「おお♪ さすがアストライアや。ウチらのことよぉわかっとる」 『恐縮です。ミス・はやて』 ささやかな我侭すらもままならなくなった今、新部隊を設立することで、その我侭を通すことができたのだ。 「あう〜……職権乱用はんたーい」 「ええやん、わたしの方が階級上やし」 ……使ってこそなんぼの権力やで♪ ● そんなこんなで、日が経つのはあっという間。 に待っていたのは、ヒマでサイコウな日々から一転、目まぐるしいほどに忙しい毎日だった。 彼の上司にはすでに出向の通達が行っていた。回ってくる仕事の少ない今の隊には珍しい出向の要請に、隊長は二の句も告げずに1秒で了承。 交渉なんか少しもすることなく、は最初から、機動六課へ出向することは確定していたわけだ。 もちろん、拒否権もないままに。 「……部隊長・八神はやて。フォワード、スターズ分隊隊長・高町なのは、ライトニング分隊隊長・フェイト・T・ハラオウン」 そんな彼は今、名簿を片手に機動六課隊舎へと向かっていた。 今日は彼の出向先である機動六課の立ち上げの日。今まで見たこともないような面々や、知った面々との顔合わせの日。 いつもどおりに茶色の制服を着崩して、陽光溢れる一本道をとぼとぼ歩く。 何で俺は、こんな面倒そうなことに首を突っ込もうとしてるんだよ? ……今更だ。考えたところで、答えなんか見え透いている。 不本意この上ない、なんて考えるのももう何回目になることか。この数日、出向することで降りかかった雑務をこなしつつ自分の所属する部隊の名簿とにらめっこの毎日だった。 彼の機動六課での立場は、フォワード・ウインド分隊隊長。 スターズ、ライトニングに並ぶ、部隊の最前線に位置する分隊のトップ。部隊の中では、部隊長のはやてに次ぐナンバー2だ。 まったくもって、冗談じゃない。 命令に逆らえない自分の立場を呪ったのは、あの時が初めてだった。 ……上に行こう、なんて思うわけもないが。 「スターズ分隊、副隊長にヴィータ。ライトニング分隊はシグナムさん……ったく、知り合いばっかじゃんよ」 『いいじゃないですか。知った顔がいるのは、心強いですよ』 「知ってても知らなくても、やることは同じだっつの……お前さん、よく知ってるだろ?」 何年一緒にやってんだ、とグチってみる。 実際、相棒であるアストライアとはもう10年来の付き合いになる。一時期、大事な相棒を道具のように使ったこともあったが、それでも彼女は自分と一緒にいてくれている。 相手はデバイス。一緒にいる、いないという次元の話ではない。 デバイスとはありていに言えば道具だ。魔導師たちが魔導師として生きていくために必要なツールであり、魔導師たらんとするためには必要なもの。 そんなデバイスたちを、相棒と扱うのは局内ではあまりに少なかった。 アストライアは、自律型のAIが搭載されている。 自己学習型、魔法行使のための演算や戦闘のサポートをする意思あるデバイス。 彼らを一般的に、インテリジェントデバイスと呼ぶ。 しかし、武装局員――一般的な魔導師が使うデバイスは意思を持たない。非人格型で、魔法をプログラムとして記憶しておくことでいざというときに魔法を行使するデバイスを、ストレージデバイスという。 が相棒とするアストライアは、意思を持つ。 つまり、分類的にはインテリジェントデバイスになるわけだが、アストライアは少しばかり特殊で。 『私はただ、一般論を話しているだけです』 デュアルデバイス。 各種あるデバイスの中でも高いスペックを誇る、遠近問わず持てる力を発揮できる、インテリジェントデバイスの後継機。 ミッド式とベルカ式。ミッドチルダにおいて構成される魔法体系の両方を扱うことのできる、上級者向けのデバイスだった。 「……まあいいや別に、と。あれか」 名簿から視線をはずし、上へ。 見上げた先にあるのは、その存在感をアピールするかのように大きな大きな建物だ。 これから1年間、彼が勤務する隊舎。 その入り口が、大きな口を開けていた。 ついに来ちゃったんだなあ、なんて感慨に耽りながら、無造作に名簿をポケットに突っ込むと。 「お邪魔しますよー、と」 はやての待つ隊長室を探して、再び歩き始めた。 …… 「ん〜♪」 真新しい机を指先でなぞりながら、少女は嬉しそうに笑う。 揺らめく青がかった銀髪。 腰を下ろしていた椅子ごとくるくると回転し、少女は自分に与えられた机にご満悦の表情を称える。 「このお部屋も、やっと隊長室らしくなったですね〜」 「そやね。リインのデスクも、ちょうどええのが見つかってよかったなあ」 長い銀髪。 蒼い双眸。 そんな彼女は、リインフォース 彼女は夜天の王、八神はやてが自ら創り出した、人格型ユニゾンデバイス。つまり、人間ではないわけだ。 それもそのはず、彼女の身体はミニチュアサイズ。自由に飛んだりできるのも、デバイスたる特殊能力といったところか。 「えへへ♪ リインにぴったりサイズです〜」 嬉しそうにくるくるまわる彼女をよそに、鳴り響いたのは。 「お、お着替え終了やな?」 来客を告げる、呼び鈴の音だった。 自動で開いた先にいたのは、栗色の髪をサイドポニーにした、長い金髪を先で結わえた、2人の女性だった。 片や管理局は戦技教導隊に所属する、不屈のエースオブエース。 片や本局に所属する執務官で、遠近問わず多彩な魔法を駆使する、心優しき金の閃光。 時空管理局でも有名な、2人の魔導師。 名を、高町なのはとフェイト・T・ハラオウンといった。 彼女たちもまた、はやてに誘われて機動六課へ出向してきたクチだった。 「本日ただいまより、高町なのは一等空尉」 「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官」 「両名とも、機動六課へ出向となります」 「どうぞ、よろしくお願いします」 2人はにっこり笑って、慣れた手つきで敬礼して見せる。 形式ばってはいるが、その口調は親しげ。あくまで形だけの報告会。 それをわかっているからこそ、はやてもまた同じように笑って、 「はい、よろしくお願いします♪」 軽く敬礼して見せた。 「そういえば、くんはまだ?」 機動六課、最後の分隊長である青年は、なのはもフェイトもよく知っていた。 隊長という立場を嫌がるであろう事も、今こうして約束の時間に普通に遅れることも。 それこそが彼のアイデンティティであると、なのはもフェイトも、そしてはやてもよく知っていたからこそのなのはの問いだった。 「たはは、くんは相変わらずのくんやね」 「もう子供じゃないんだし、時間にルーズなのもどうかと思うけど」 そんなフェイトの呟きが聞こえたのか、呼び鈴がなる前に扉が開く。 「……そりゃ悪うござんしたね」 「!?」 数年ぶりに再会した青年は相変わらずの姿で。 鼻にかけたメガネをかけなおす。 じとり、と自身に視線を向けられていたフェイトは、あたふたと、今の発言をどう撤回しようと試行錯誤。 あわあわあわとうろたえる彼女に苦笑して見せると、 「もぅ、さん!」 次に飛び込んできたのはちっちゃな影。 「遅刻ギリギリの登場なんて、ダメじゃないですか!」 の周囲をぐるぐると飛び回るリイン。 先日、彼を引き入れたことを伝えるためにはやてが航空武装隊の隊舎に赴いた時に、なにを血迷ったか彼のことをいたく気に入ってしまったのだ。 …………正確には、彼の頭の上が、だが。 180を超える長身だからこそ、見える視点も高い。飛ばないでその高さでいられるの頭の上に乗っかってみんなを見下ろすのがなんとも、気持ちがいいというのが彼女の言。 頬をぷー、っと膨らませながらも、彼女はまるで自分の特等席であるかのようにその頭の上に身体をおろす。 「遅刻じゃないんだからいいの……ってか、重い」 「失礼な! リインは太ってませんよう!」 頭の上でぷんすかなリインをそのままにしたまま、はその場の人間を見回した。 なのは、フェイト、はやて。 そんな錚々たるメンツを視界に納めて、とんでもないところに来ちまった、という事実を改めて認めて小さくため息。 あきらめたかのよういつまでたっても慣れることのない敬礼をする。 「不肖、二等空尉……今日から機動六課に出向です。よろしくどうぞ」 「うん♪ よろしくな、くん」 「よろしくね、くん」 形式だけの挨拶を告げると、返ってきたのは快い答えだった。 「…………あの」 「ああ、すまんねグリフィス。後は任せた」 そんな彼の背後で影も薄く待っていたのは、爽やか印象の青年だった。 紫の短髪にこじゃれたメガネをかけた彼の名前は、グリフィス・ロウラン。彼は六課の設立をバックアップした1人であるレティ・ロウラン提督の息子で、はやての副官にあたる。 どこかうらめしげに細い眉をハの字にしつつを見ながらも、ため息をついて視線を上司であるはやてへ向ける。 「グリフィスくん、久しぶり!」 「大きくなったね、グリフィス」 「ご無沙汰してます。その節は、いろいろお世話になりました!」 なのはと、先ほどのあたふたからようやく立ち直ったフェイトに敬礼しつつ、 「報告します! フォワード6名をはじめ、機動六課部隊員、スタッフ……全員揃いました。今は、ロビーに集合、待機させています」 そんな報告をしてみせた。 はそんな彼を見ながら、参ったな、といわんばかりにばりばりと頭を掻く。 ついにこのときが来てしまったと。 ……というか、今しがたはやてに挨拶したところで、もはや後戻りなんかできやしないわけだが。 「それじゃ行こか。まずはみんなにご挨拶や」 かくして、の苦難の日々は、こうして幕を開けた。 果たしてこれも運命か。 自分ですらも知りえぬ自分のすべてを、この1年間で彼は知ることになる。 立場も、仲間の願いすらも切り捨ててなお、やらねばならないことを知ることになる。 ―――本当の始まりは、ここからなのだから。 魔法少女リリカルなのは The Another StrikerS #01 |
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