後 書 き

「十六夜の月」を訪れてくださっている皆さん、こんにちは。
管理人の浅葱です。

昨年1月にプロローグと数話書き、本格連載はオリジナル後の昨年7月からの1連載でしたが、このたびなんとか完結することができました。
期間にするとなんとぴったり1年間! いや、今ここに書いてびっくりです。
まぁ、就職活動等が重なったこともあり、仕方ないかなと思う部分があったりもしましたが、とにかく1連載はこれで終わりです。
いろいろとご都合主義な部分もあったり、ネタ不足で執筆の手が進まなかったりと色々在りましたが、とりあえず。


色恋沙汰なんざわかんねえよ


と、まぁこんな結論に至りました(苦笑)。



さて、執筆の都合で登場した守護獣や、夢主のニューウエポン『絶風』の能力について、少々補足しておきたいと思います。

まず、守護獣です。
彼らはオリジナルに登場した、刀『ミカゼ』に宿っていた召喚獣たちです。
邪竜を封じるときにその身を犠牲にしたわけですが、この後で彼らはエルゴから各世界に繋がる門の門番として抜擢されたという設定です。一応(爆)。
夢主との絡みもまったくといっていいほどなく、ほとんど脇役以下の存在だったわけです。
しかし、ゲームをしてみるとエルゴの力を得たことによる誓約者たちの変化というものが、ゲームをプレイしていてほとんどないということがわかったんです。せいぜい、召喚術を防ぐ盾として使っているだけ。
それじゃ、なんか特別っぽくない! ということで、急遽彼らを投入したわけですね。

次に、絶風についてです。
本来ある『気』の力に加え、新たに追加された能力です。
第一開放ですが、これは読んでの通り地水火風の力を借りる力です。が、本編では風しか使われておりません。
本当なら他の力も使わせたかったのですが、展開から書けずに終わってしまいました。
こればかりは、読んでくださっている皆様に謝らざるを得ません。
本当に申し訳ありませんでした(土下座)。
残りの力は、Duel夢にて使わせる予定でいます。回数自体はそれほど見込めないと思いますが、補填というかサポートというか。まぁそんな感じで使わせていこうと思いますので、そちらもご覧ください。
もちろん、2連載でも第一開放は健在ですけどね。
そして、第二開放。
これは一つのコンセプトがありました。
それが『世界の害となる者を対象から強引に引き剥がし、排除する』というもの。
言い換えると『対象に憑依した召喚獣を強引に引き剥がし、強制送還する』ということです。
リィンバウムの守護者として、これでもかというくらいにふさわしい(と、思われる)力ですね。
そして、憑依召喚術限定の力なわけです。
発動の条件が、
第一に『憑依している召喚獣の内包する魔力を超えている』
第二に『対象が弱っている』
第三に『発動後、相応のリスクを負う』
この3点でした。第三の条件では今回、魔王の送還するにあたり自身も送還というリスクを負いました。
もっとも、エピローグでは送還というよりは別の事件に巻き込まれさせられる、みたいな感じになっていますけどね。
つまり、この力はここぞというときにしか使えない、ということになります。
そして、送還後のリスクがまちまちなので、使いどころの難しい力でもあります。
本当に必要なとき以外には、使いたくない力です。

そして、バノッサとカノンについてです。
彼らは、原作では犠牲になり死んでしまいます。
バノッサは力を求めるがゆえに、召喚術へ縋りつき、甘い声に誘われてその身を滅ぼしてしまうわけです。
端から見れば自業自得な印象受けますが、私は彼らも被害者だと思っています。
オルドレイクに弱みに付け込まれ、利用されて。
だからこそ、この連載では彼らを救おうと思いました。その結果が、絶風の第二開放に繋がるわけです。
ちなみに事件後、目覚めたところですべてが終わってしまったことを聞き、まずバノッサは怒ります。
「あの野郎、一発殴ってやる!」とかいいながら(苦笑)。
カノンは自分を蘇らせてくれた誓約者たちに感謝するわけですね。
エピローグという形で書いても良かったかもしれませんけど、すいません。
気力が続きませんでした(土下座)。


と、思いつく限りではこのくらいでしょう。
というわけで、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後は2連載とネギま!連載、そしてDuel夢の完結と、リリカル連載の本格化を予定しています。


それでは、またの機会にお会いいたしましょう。


2006.7.9(日)

「十六夜の月」管理人 浅葱 海



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